株マン

≪　第４話へ

第６話　へ　≫

=== 脚本担当：ヒデより ===============================

＿

いよいよ支給が始まりましたね。定額給付金。

マスコミ・メディアを中心に賛否両論読んでいるこの定額給付金ですが、不況下に政府が行う対策として、定額給付金はある意味で正しい判断だと私は思っています。

景気が悪くなっていく局面では、誰もが消費を控え、貯蓄を増やします。その結果、さらに消費が少なくなり、結果としてさらなる景気停滞を招くという悪循環を生み出します。

このような悪循環を断ち切り、新たな消費を生み出すという点では定額給付金は必ずしも悪いものではありません。ここだけは勘違いしてはいけないポイントだと思います。

ただ、今回は定額給付金を実施するまでのプロセスがあまりにもお粗末であったことと、給付されるのが現金だったので、せっかく給付してもそれを貯蓄に回されてしまう可能性を残してしまった点で、不十分な気はします。

私が政府として定額給付金を発行するのであれば、以下の３点を実施したと思います。

１．給付の形は商品券（つまり紙幣以外）の形を取り、使用できるエリアを限定する。

２．給付金の使用期限を決める（使用期限切れのものは使えない）

３．給付金は日々、価値が無くなっていくようにする。（毎日、価値が少なくなる）

政府が本当に景気刺激策としての定額給付金を実施するのであれば、これくらいの対応はしてほしかったものです。

１については「事務コストの増加ではないのか？」という指摘も受けそうですが、そもそも消費を喚起するための給付金が、貯蓄できる形で配られては何の価値もありません。国会で同じ内容を何日も延長して審議するコストに比べたら、商品券の印刷コストなんて知れたものです。（国会は１日開催するのに億単位のコストが掛かるそうです。ひぇ～。。。）

また、元気の無い地方にお金が回ってこそ、給付金の価値が出てくるので、使えるエリアも住んでいるエリアに限定したほうが良かったのでは無いでしょうか?

次に２についてですが、やはり景気刺激策としての給付金なので、どうせならばすぐに使ってほしいものです。そのためには利用期限を定める必要があるでしょう。さもしないと、給付金が使われるエリアが都市部に集中されてしまう可能性があります。

最後に３についてですが、これは究極的に消費を喚起するために有効な手段です。お金は絶対に腐りません。そのために、ずっと蓄えておくことが可能なのです。（貨幣の蓄蔵機能と言います）

しかし、もらった瞬間がもっとも価値があり、次第に価値が目減りしていくような形を取れば、人は給付金を受け取った瞬間にこぞって使用しようとします。お金を果物のようにしてしまうと言えば分かりやすいでしょうか？

ここまでやれれば、かなりの景気刺激策になったかと個人的には思いますね。

定額給付金は結論から言えば、将来の税金を現在に持ってきただけです。つまりは、結局、自分たちが将来支払うべきものが今もらえているだけなのです。

そう思うと、最大限に価値のある形で実行してほしかったです。
皆さんは給付金についてどのようにお考えでしょうか？


=== 作画担当：みはるんより　===============================

＿

４コマ目は、味噌汁（白味噌）じゃないです。ラーメンです。はいヽ(´ρ｀)ﾉ

５話目になって「てか、あのイラストで大丈夫なのか！？」なんて不安にかられたりしない
ではないイラスト担当のみはるんですが、もうこうなったら描くしかないです！
それがみはるんのジャスティス～(´ー｀～)

みはるんは定額給付金、夏フェス（夏の野外ライブ）代として消えてしまいました～
ああ～お金って儚い・・・夏フェスでダイエットするんだ・・・・

それにしても最近の景気対策のお金は一体どこからでてるんでしょうね？
赤字国債とか物騒な言葉は怖いです・・・゜゜(´□｀｡)°゜。
無いところからお金を生みだせる！マネーマジック！！！って言ってる場合でなくなってきた
ようですね・・・

＿



最後は上のぽにょぽにょネコちゃんをクリックしてね！！～(´ー｀～)
人気ブログランキング 参加はじめました～！
いろんなイラスト・マンガｂｌｏｇがあって楽しいです☆

ご訪問記念にコメントなどぜひぜひどうぞ(*´∀｀*)

＿